高校卒業したときのこと。私は思い出を美化しません。
今週のお題「〇〇からの卒業」
2018年の春、私は地方の県立高校を卒業した。
正直、めっちゃつまんない3年間だった。
確か1年生の秋くらいには、「早く東京の女子大生になりたい・・・」って思っていた。
高校時代の友人と会うと、その子は決まって「あの時は楽しかったよね〜」という懐古話をしたりする。
共感するかめっちゃ悩む。
確かに、今思い返したら楽しいエピソードもたくさんあるし、高校生みたいな馬鹿みたいなこともいっぱいした。
でも、私は絶対に高校時代が楽しかっただなんて、間違ってでも思わないようにしている。
それは、高校生の頃の私に対する敬礼みたいなものだ。
2018年の春、無事第一志望の大学に受かり卒業式を迎えたとき、心に誓ったことがある。
「絶対に、このクソみたいな高校の思い出を美化しないようにしよう」
朝早いし、学校遠いし、勉強ばかりで、人間関係にもたくさん悩んだ。何より自分が大嫌いだった。
卒業式を迎えた私は、数年後の私はそういう悩みは忘れて、楽しい思い出だけが抽出されて高校時代の記憶として残るんだろうな、とわかっていた。
だから、「高校時代=クソ」っていう印象を頭の中に植え付けた。
私はそのときの自分の気持ちに忠実になって、
「ああ私の高校時代はつまらなかったな」と思う。
そして「今めっちゃ楽しくない?」と思う。
やりたいことを好きなだけやれる
毎日やることが違うから曜日感覚がない
責任はないけど思い描くようにやれる毎日
私はこういう「自由」が好きな人間で、規則とか習慣が嫌いなタイプだ。
高校が嫌いだったのは、そういうことが起因しているんだろうな。
高校時代つまらなかったね。でも今は楽しいよ。
自由になれてよかったね。私。